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【本の感想】「忙しい人のための代謝学 」田中文彦

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 「忙しい人のための代謝学」ミトコンドリアがわかれば代謝がわかる 著:田中文彦

 

今回紹介するのはこちら!

 

代謝学は非常にややこしく難しいですが、言い回しも優しくかつ図を用いてわかりやすく解説してあります。

 

生化学の分野を復習するのに役立つ1冊になりました。 

 

 

著者の紹介

田中文彦さん 帝京大学名誉教授

東京大学医学部卒業後、周産期医療、病理診断に従事。

2006年から帝京大学医療技術学部臨床検査学科教授

主に検査技師を目指す学生に生理学・生化学の講義をしていた。

 

概要

エネルギー産生について

解糖系・電子伝達系・TCA回路・β酸化

脂肪酸合成・尿素回路・アミノ基転移反応・ヘム合成など

ミトコンドリア内外で行われる反応について理解が深まる。

 

医療や生物学などの専門家・専門学生だけではなく、一般の人にもわかりやすいような表現の仕方、言葉でまとめられています。

 

グリコーゲンや中性脂肪・アミノ酸等についてももちろん書かれていますので、

ダイエットやトレーニングに励んでいる方、トレーナーにもおすすめできます。

 

例えば…
グリコーゲン
食事をして血液中から取り込むグルコースの量が過剰になると、主として肝細胞と筋肉細胞はとりあえず余ったグルコースを解糖系で消費せずに、グルコース6リン酸のリン酸基の位置を移動させてグルコース1リン酸に変換します。
 
 
中性脂肪を減らすには?

ミトコンドリアマトリックスで大量に発生するアセチルCoAをTCA回路で消費して、最終的に二酸化炭素と水にしてしまわなければなりません。 

 

この文章だけ読むとなんだか難しいと感じるかもしれませんが、図やイラストで理解しやすいように工夫されています。

 

感想

 代謝学の基本をわかりやすく復習できた一冊でした。

ミトコンドリアすごく大切…

 

エネルギー産生やグリコーゲン・中性脂肪といったキーワードはよく話題になりますが、どこまで理解しているかが非常に重要になります。

 

例えば、解糖系は「グルコースがピルビン酸になること」

確かに簡単にいえばこのようにまとめられてしまいますが、その過程に中間代謝産物が含まれ、それぞれ酵素が触媒として関与することを知っておいた方がいいと思います。

 

自分のカラダで起きていることが理解できることはどこか楽しさを覚えます。