胸椎の柔軟性ありますか?【猫背・反り腰・姿勢改善】
現代の人々はスマホ・デスクワーク・運動不足が目立ち身体の柔軟性が低下しています。
さらにそれが肩こり・腰痛へとつながっています。
本日は身体の部位の中でも胸椎という部位にフォーカスして簡単に説明していきます。
エクササイズもいくつかご紹介します。
胸椎について
この図の緑は頸椎、青が胸椎、赤が腰椎、仙骨、尾骨となります。
自然とS字カーブが描かれて頭部を支えているのがわかると思います。
それぞれ動きとして屈曲・伸展・回旋・側屈があり、人が動作する際には
脊柱だけでなく、骨盤・肩甲骨・股関節・肩関節等が連動することで自然な動きをしています。
肩こり・腰痛への影響
肩こり・腰痛の原因は様々ありますが、胸椎の可動域が足りないことでその分を補おうと頸椎や腰椎が頑張って動きます。
その結果腰椎の伸展が過剰になったり、ストレートネック等が助長されます。
→首・肩こり・腰痛につながってしまうかも…
エクササイズの紹介
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1つ目の動画では脊柱の屈曲・伸展
2つ目の動画では胸椎の回旋
を行っております。
トレーニングへの影響
ベンチプレスを例にしましょう。
胸椎の伸展可動域が足りない(胸が張れていない)状態でベンチプレスをすると
どのようなフォームでどのようなエラーが起きるでしょうか?
・肩を痛める原因になる。
胸椎の伸展ができていないとバーを下す位置もずれます。
そして肩甲骨を寄せることも難しくなりおろした時に肩の前側で負荷を受けてしまいます。
・腰を痛める原因になる。
次は胸の張りを意識しすぎたパターンです。
胸椎ではなく腰痛を過剰に伸展しまっていて、腹圧が入っていない状態です。
まとめ
日常生活やトレーニングのパフォーマンスを向上させるためにも胸椎の可動域はとても大切です。
紹介したエクササイズをやってみてください。
動きが悪ければ改善していきましょう。
胸椎の伸展がでると、身体も開けて気分が良くなります(^^)
姿勢について知りたい方はこちらの書籍を参考にしてみるといいかもしれません。