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トレーニングやパフォーマンスにおける“意識”について

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本日はトレーニングやパフォーマンスにおける意識についてです。

 

トレーニングしている皆様、特に誰かの指導を受けていると「お尻を意識して~」とか

「床を押すように!」なんて言われたりしませんか?

 

この“意識”についてお話していきます。

パフォーマンス向上には○○意識が大切です…

 

 

内的意識と外的意識

内的意識(Internal Focus

自分の内部の筋肉や関節に意識を向ける。

キューイング「膝を曲げて」「お尻を意識して」

 

外的意識(External Focus

外部の物.環境に意識を向ける。

キューイング「バーベルを天井に押しつけて」「床を押して」

 

意識の持ち方は2通りあるわけですが、

同じ動作をするのでも意識が違えばパフォーマンスも変化します。

 

パフォーマンス向上にはどちらがいいのでしょうか?

 

パフォーマンスへの影響

多くの論文で外的意識の方がパフォーマンスが向上したとの報告があります。

 

垂直飛びやスプリントで有意なパフォーマンス向上が見られました。1)

内的意識の場合では指示なしよりもパフォーマンスが低下したとの報告もあります。2)

 

例えば短距離走ならゴールを

バスケならリングを サッカーならゴール等に意識を向けることになります。

自分の筋肉がどう動いて~なんて考えてたら色々遅れそうですよね。

 

ゴールやリングのこの辺をめがけて! とキューイングの際もこのようにするか言わないという選択肢がいいのではないでしょうか。

 

アスリートでは無意識でできる自動化されることが

パフォーマンス向上には大切だと思いますので、指導者の方もそのアスリートの段階に応じてキューイングを使い分ける必要がありそうです。

 

理想とする動きに近づけるための練習では内的意識を使うのは有りですが、

試合、記録会等では内的意識はしない方がいいのではないでしょうか。

 

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トレーニングへの影響

 トレーニングの原理原則の中にも意識性の原則があります。まだ読んでい方はどうぞ。

www.spread-fitness-blog.com

 

お尻の筋肉を鍛えたいからお尻を意識する。

特にトレーニング初心者においては対象筋に的確に刺激を与えることは難しく

どこにどう筋肉があるのかというのが曖昧だと思います。

 

効率よく鍛えていくためにも意識することはとても大切です。

 

 

やっかいなのが意識してもできない場合

フォームが違えば意識しても対象筋には刺激がいきにくいということです。

 

意識だけで改善すればいいのですが、中々そうはいきません。

安定性や可動性、アライメントが悪い状態で意識してといわれてもそれは難しいです。

 

できない原因をいち早く探る必要があります。

 

まとめ

内的意識と外的意識の違いは自分の内部を意識するか、外部を意識するかになります。

 

それぞれのメリット、デメリットを理解した上で 使い分けることが必要です。

 

内的意識は身体の動きにフォーカスすることから、結果を出すためのプロセスになります。

外的意識はパフォーマンスを発揮するという結果に結びつきます。

 

言葉って難しいけど様々な影響を与えるんだなと改めて実感しました…

 

 

 

参考文献

1)https://www.nsca-hpc.jp/columns/20190612/

2) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28182969/