食と健康を考える~食品添加物について

食と健康を考える上で、食品添加物とどう付き合っていくかはとても大切です。

・食品添加物なんて気にしなくて大丈夫だよ。
・取りすぎは発がん性もあるし危険だよ
・何もわからないからなんともいえない…

食品添加物がどういうものかを知っておくことで今後の食生活を見直すきっかけになれば幸いです。
メリットもデメリットも加味しながら判断しましょう。

目次

食品添加物とは?

  • 指定添加物…厚生労働大臣が「使用しても良い」としたものほとんどが合成添加物。一部天然由来も。464品目
  • 既存添加物…自然界の植物、海藻、昆虫、細菌などから抽出全て天然添加物。365品目
  • 一般飲食物添加物…食品として扱われているものやその特定の成分を添加物として使う。100品目程度
  • 天然香料…自然界の植物、海藻類から香料成分を抽出。600品目程度

このようにかなり多くの添加物が存在しています。

このスーパーでみつけたウインナーを例に見てみましょう!

原材料名の香辛料の後の/以降のもの(調味料~発色剤まで)が添加物になります。
そして使用量の多い順に記載されています。

それぞれの役割を確認してみましょう!

役割

・調味料:味を調える

・㏗調整剤:酸、アルカリ性の調整、変色や腐敗を抑え保存性を高める

・リン酸塩:肉の水分を保つ。また変色・腐敗を防ぐ

・保存料:保存性を高める

・酸化防止剤:酸化を防ぐ

・発色剤:色調・風味をよくする

このようにスーパーやコンビニで見かける商品にはほとんど添加されています。
それぞれに役割があり私たちの生活や食を支えてくれています、。一方で摂取しすぎによる悪影響もあるのではないかと危惧されてします。

メリットとデメリットを考えてみたいと思います。

メリットとデメリット

スーパーやコンビニで並んでいる食品を思い浮かべてください。

メリット(販売・製造側)

・低コストで大量生産できる
・見た目や味を良くする
・保存がきく、品質の安定 など

メリット(消費者側)

・安く買えて経済性の向上
・美味しく食べれる
・栄養バランスが強化されることもある など

ではその裏側で摂取しすぎによる弊害等はないのでしょうか?

デメリット

・過剰摂取による健康被害
・糖分や塩分が過多になる
・味覚障害
・発がん性  など

このように使用されている

ミートボールをご紹介。

まず、安い廃鶏のミンチ肉を加え、さらに増量し、ソフト感を出すために、「組織上大豆たんぱく」というものを加えます。「ビーフエキス」「化学調味料」などを大量に使用して味をつけます。歯ざわりを滑らかにするために「ラード」や「加工でんぷん」も投入。「さらに結着剤」「乳化剤」も入れます。色を良くするために「着色料」「保存性を上げるために「保存料」「㏗調整剤」色あせを防ぐために「酸化防止剤」も使用

これがミートボール本体でこの後にソースとケチャップを作るのですがそれにも多くの添加物が使われていました。

この本には普段食べている食品がどういう風に作られて、どんな添加物が使用されているかなどが書いてあります。
少し過剰な書き方をしているところもありますが、『え、、こんな使われ方してるの…』と新しい発見とともに食を見直すきっかけになりました。

まとめ

普段食べている食品の中にもこれだけ食品添加物が使われているのは驚きですよね。
どの食品でも過剰摂取をすれば害になるので食品添加物が悪いわけではありません。これらのメリットとデメリットを把握したうえでどのように食品を選択し日常生活を過ごしていくのかが問題です。

メリット

低コスト
大量生産
品質・見た目・味の安定
栄養補助
長期保存可能

デメリット

糖質・塩分の過剰摂取
二次的な健康被害
味覚障害
発がん性

私の経験談ですが、コンビニ飯や外食ばかりで一か月過ごしてみたところ『肌荒れ・疲労しやすい・体脂肪増・腸内環境の悪化』などどれくらい関係しているかは不明ですが明らかに不調を感じました。

健康な毎日を過ごすために、普段の食生活を見直すきっかけになれば幸いです。

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